新生活、始める人へ

新しい門出と共に

新しい暮らしを手に入れるということ、それは即ち新生活を始めるということですが言うまでもなくほぼすべての人が新しい生活をするという体験をしていると思います。順当に考えてみると、幼稚園から小学校、小学校から中学校、中学校から高校、高校から大学、大学から企業云々と、まずすべての人がこうしたルートを辿ると思います。時々、というかこの年代に道をずれてしまって新生活とは無縁の生活を送る人もいる現代ですが、そういうことも含めて誰にでも新生活というものを送る機会は必ず来ます。でも新生活というものを一言で括るとなると、かなり無理があるように個人的に感じています、どうしてかというとそれは年度ごとになれば必ず新生活が来るからです。中学でも高校でも、クラス替えを頻繁に行う学校もあると思います、私の場合ではクラスは学年が変わったとしてもよほどの例外がないことにはまずクラス編成を行うということはありませんでした。別にそうする事を学校側が面倒だから行わなかったんだ、そんなことを思っているわけではありません。とにかく新生活は誰でも経験すること、ある意味では経験したことがありませんなどと戯言を言う人はさすがにいないと仮定しておきましょう。

新生活を送るとなったら、一体どんな事を想像しますか?やはり淡い想像をしたり、どんな一年になるんだろうと思いを馳せる人がほとんどでしょう。もしくはまたこの一年が始まるのかと気が重くなる人もいると思います、それとも別に何も変わることなくいつもどおりの毎日でしかないと淡白な人もいるでしょう。どう感じるかは十人十色ですが、一度ないしは新しい生活というものに対して希望を持っていた時期はあると思います。

さて、そんな新生活というものの中で最も夢と希望に溢れていた時期として容易に想像できるものとして、どんな時期が華やかなのかと思うでしょう。というとやはり高校を卒業して待っている自由な学生生活である、大学でのキャンパスライフというものでしょう。その先の社会人生活に期待を抱く人もいるでしょうが、こちらには今後は一人の大人として生活していくんだという心構えをすることになるんだと自覚するときなので、大学の時に感じる新生活とは全くその意味と色合いは別のモノだと思います。大学での生活とはそれだけ高校生から見ても非常に生き生きとした生活をしている、そんな風に見えるときもあったのです。

現実を見ると

筆者も大学へ進学したときはそれとなく期待などを持ったりもしましたが、私の場合は新入生という枠ではなく、編入学というちょっと異色な形で大学へと進学したので大部分の新入生とは気持ちの持ちようが違うのではと感じていました。というのも、筆者は大学に進学した目的を単純に勉強一辺倒に傾倒していたからです。友達作りなども考えましたが、マイペースな性格をしているのかそこまで重要度は高くないと思いながら日々勉強へと身を投じる生活を過ごしていました。でもこの姿に対して共感を覚えるという人も多いと思います。今の時代とちょっと昔の大学での生活への理想像はまるで違うと思います。

大学生、その一言で聞くと単純になんだかキラキラしている、というよく分からない連想を持っていた人もいるでしょう。何ででしょう、大学生とは年齢も大人として認められる年頃になっている年代で、その頃にもなると遊び方も何をするにしてもすべてにおいて自由が利くというような事を高校生の頃に考えていました。自分もそうなるのだろうかと考えていましたが、現実になってみるとそうでもありませんでした。大学といっても、結局は勉強をしに着ているということを主眼においているので基本勉強をしていないとあまり通学している意味というものを見出すことが出来ません。そりゃぁ、年間100万円以上もの学費を払うところもあると考えたら、その分に見合うだけの勉強というものを積まないと大学へと通学するなんて湯水を流しているように無為な日々を過ごすことになります。そういう人らしき陰をチラホラ見かけたこともありましたが、基本スタイルとして大学へと通学している人の大半は真面目に出席をしている人が多かったようにも感じます。それもそうですね、出席をしている事を前提にしている講義には出ていないと成績そのものを手に入れることが出来ないものばかりだったせいか、思いのほか意外とまじめにみんな来るものなんだなぁというちょっと失礼な事を考えたこともあります。

筆者が考えていた大学生とは、大学へは適当に通学して、毎日遊び呆けている、課題のレポートなども友達任せに写す事を目的にしている等々、だらしない人達の集団になるのかなぁと思っていました。多分こういった物凄い極端なイメージを持ったのはそれとなくメディアなどで表現されている大学生の姿を面白おかしくしているものを多く目撃しているため、だと思います。

漫画や小説、さらにドラマなどで語られる大学生というものは勉強をまじめにしているという姿を表現しているときもあれば、適当に大学生活を過ごしているというようなそんなイメージを植えつけられました。今考えると物凄い固定観念だったなぁと思います、どうしてこの人達は勉強をするために大学へと進学したのに、これだけ遊んで授業もろくに出席していないくせに最後には決まって物凄い成功の道を辿っているんだろうと、疑問に思った事があります。現実の世界では不真面目に生きている人ほど社会では淘汰の対象となります、それよりも元々親などに資産的な力が高ければ高いほどその将来を約束されているのが物凄い超現実的な見方ではないでしょうか。

憧れた人も多いと思います

大学生活というものにスポットを当てて新生活について話をしていますが、大学というものに物凄い希望を持って大学を目指している人もいると思いますが、理想的な想像として『オレンジデイズ』というドラマを見て大学進学を決意した人、もしくはこんなキャンパスライフを送れるようにすると努力した人もいると思います。

筆者はこのドラマをリアルタイムで、しかも全話見切ったドラマでもあります。ドラマなどは見てもたいていすぐにやめてしまうのですが、この作品は単純に内容が面白かったので見ていたのですが確かに考えるとあんな大学生活を送れたら今時の言葉で言うならリア充というもの表現が適切でしょう。あんな生活あるわけ無いんですけどね、筆者はドラマは見ていましたがあんな生活を送ってみたいと感じた事はありません、フィクションのものに淡い希望を抱くのは構わないですし個々人の自由となっていますので言及はしませんが、実際にオレンジデイズみたいな日常を過ごすというのは不可能、そんな風に考えた方がいいと思います。ドラマのような生活を送ろうとして試しても結局最後に行き着くのは、あるわけ無かったよねあんなの、というところだと思います。

フィクションなんだから現実的に物事を当てはめるなよと思う人もいるでしょう、それに意外とこういったドラマに対して冷静かつ客観的に物事を判断できる人も多いので、特別心配することでもないでしょう。

こういう影響もあって新生活というものに対して胸を張る人もいるでしょう。但し期待に胸を躍らせているのは高校卒業したばかりの時くらいで、企業へと就職をするとなったときにはそんな寝言みたいな幻想を持ってもいられないんですけどね。実際に社会へと出た人が物凄い快活に日々の業務をこなしているといった姿を表現しているドラマなどはないのも不思議なものです、それについてはさすがにリアリティ的なものが明らかに欠けているのでしょうがないのかもしれませんね。でも働くことの大変さを理解しているからこそそういった気持ちを持って仕事に励んでいる人もいるのではないか、そんな事を表現してみるのもありだとおもうのですが、また話が違うのかもしれませんね。理想と現実は常に乖離的である、そう痛感してしまうのも新生活の特徴でしょう。

そんなことは言っていられないので

理想とはまるで違う現実だからといって絶望するには早すぎるでしょう、最もそういった理想が妄想に近い夢だったのかと認識したときのためにも日々の暮らしに対しては入念な準備というものが必要です。始めのうちからきちんと物事を現実的に捉えている人であっても、それまでの生活とは異なるライフスタイルを過ごすことになったら案外入念な準備が必要だったりします。ではそういった準備という意味で一番肝心になってくるものといえばなんでしょう、それは新生活において一人暮らしを始める人が持つべき道具というものです。

実家暮らしなどをしていれば両親、主に母親が食事は洗濯といった事を行ってくれるはずですが、一人暮らしになるとそういった家事業務も全て自分で行わなくてはいけません。自分でやって見ると意外と大変なんですよね、家事って。お母さんが何かに対して文句をつけてくる子供に対してイラつきを見せるのも納得がいく頃合いでしょう。その時になって始めて、お母様の偉大さを思い知ることになります。筆者も実家暮らしを継続していますが、いつの頃からか家の家事などは共働きをしている両親を助けるように言われること無く自分で行なうようになっていました。洗濯やゴミ出しに掃除。家の事を進んでやって見ると思ったのが、大変だということ。ゴミ出しにしてもそうですが自治会ごとのルールなどを把握する必要も有りますし、洗濯もほぼ毎日しなくてはいけないとなると朝から起きて作業をしなければ間に合わないということもあります。炊事に関してはたまに作ったりしていますが、それでも感じるのは家事業務を専門的にやっている専業主婦ないし主夫の人達も、案外楽な生活を送っているというわけではないということです。そもそも専業主婦で今の時代生活していられる人などいないと思いますが、それでも専念している人は凄いと思いました。

そういった家についての事を一人暮らしをすることになったら全て自分で行う必要があります。誰かに頼ることも出来ませんので、全て自分で調べて、ゴミも捨てて、洗濯もする、一人暮らしって開放的なんですけど、それほど自由でもないですしやらなくちゃいけない事は沢山あります。大学生や社会人ともなれば、忙しい毎日の合間を縫って行う必要があるのでなおのこと過酷ともいえる生活を送ることになるでしょう。

さて、一人暮らしをするにしてもそんなに甘くないから色々と忙しさという波にもまれながら日々の生活を過ごしていってくださいといいたいところですが、さすがに新しい居城ともなるところに生活に必要なものがないことには始まらないでしょう。そんな時にあったら便利、というよりかは最低これくらいのモノがないと生活していくのは非常に不便すぎてしまいますということもありますので、生活を始める前に用意しておきたいものを紹介して行きたいと思います。

照明
では一つずつ話をしていきましょう。まず最初に肝心とも言われているものは、照明です。意外なところですが、この照明一つで部屋の印象というものはかなり異なります。特にこだわりを持たないという人にとっても、やはり部屋全体が明るくなるようなものを選択した方がいいでしょう。暗い部屋での生活ほど陰々鬱々となりそうですし、あとは経済的にも優しいものを選ぶということがポイントだそうです。
エアコン
今や必需品ですね、部屋の空調を保つための道具としては欠かすことができません。夏に冬、どちらの季節にも対応できますがどんなときでも自分の家というものは過ごしやすい環境であることが望ましいというのは大前提ですね。
冷蔵庫
これが無かったらどうやって日々の食事をしていくのでしょう。外食ばかりしていたら毎月食費が恐ろしいことになります、筆者の経験上では食費だけで8万円も使い込んでいるという人がいましたが、そんなにつぎ込んでもいられないのでやはり時には料理をするというのも必要ですね。
洗濯機
住まいによっては設置できないところもありますが、あるに越したものではないでしょう。一人暮らしをするなら便利ですが、まだ購入できないから近場にコインランドリーを利用しつつ購入していくための貯金をするという過程で入手するのもいいでしょう。
炊飯器
日本人にはなくてはならないお米というご利益、毎日食べてて飽きない事はありませんという表現は出来ませんがあって困るというものでもありません。筆者がとある友人の一人暮らし宅にお邪魔したときには炊飯器が無くて、お米が恋しくなる時期がありましたので渇望したくなるほどお米が大好きな人は持っておくべきでしょう。最近では炊飯器を用いた料理なんかもあるので、利用の仕方は人それぞれ。
掃除機
部屋の掃除には欠かせない道具です、自分で掃除するのが面倒だからお掃除ロボを購入した方が良い、そう考える人もいるかと思いますがアレも結構良い値段するのでやはり自分の体を多少なりとも動かして掃除する道具を購入した方が早いかもしれません。
レンジ
こちらも一人暮らしの方には必要な家電の一つでしょう、コンビニ弁当を買ってくるにしてもそうですがなにかと温める必要があります。時には寝坊したときにホットタオルを簡単に作って寝癖を直す、なんてことも出来ますしね。
アイロン
アイロンも必要と思っていいでしょう。むしろこれは社会人になればなるほど、しわが付いたワイシャツなどをきっちりと整えるという意味で重要度は意外と高いかもしれません。
コンロ
買う必要もあるかと思いますが、一人暮らしでそんなに大層な料理をする機会もないと思うので基本料理をすることはないと考えている人は一口コンロで十分事足りるかもしれません。
テレビ
テレビ本体については必要と感じる人と、そうではないと思う人もいるかと思います。筆者はテレビについてはまったくと言っていいほど見ないのですが、時には見るのでさすがに備え付けないということはないでしょうし、持っておく分には不自由することもないでしょう。
パソコン
もはやこれなしで日常生活を送れないという人もいると思います、パソコンを持っていないとこの情報社会を生き残ることが出来ないと豪語してもおかしくないようなIT社会化してしまっているので、一人暮らしをすることになってもやはり部屋に最低一台は持っておく必要があります。

こういったところでしょうか、最低でも上記のような品々は一人暮らしをするにしても必要と見なされているものばかりとなっていますが、中には急いで購入する必要もないだろうと思う品物があるかもしれません。そういう人はまずは自分にとって最も重要だと思っている家電から取り揃えることから始めるだけで十分だと思います。一人暮らしをすることになったら結局のところお金というものが多額に必要となるので、色々と経費はかさんでしまうものです。一人暮らしの幸先としてはしょうがない出費、そう思うしかありません。