西洋料理の「母的存在」となるイタリア料理。そのイタリア料理はどのようにして、生まれたのでしょうか。
イタリア料理の歴史は古く、ローマ帝国のころが始まりといわれています。
当時のイタリアの人達は、食事にかける時間をとても大切とし、1日3食のうち、1食をコース料理にし、2時間~3時間もかけて食事をする習慣がありました。
そんな中、腕のよい料理人をよんで料理をゲストに披露することが流行りました。料理人たちは、それぞれ競って腕を磨き、よりよい料理をつくることに熱を入れていったのです。それがイタリアの優れた食文化の誕生になったと言われています。
その後、その優れた食文化はヨーロッパの各方面へと広がりをみせ、ローマ帝国の地位はまさに不動のものとなります。
国家統一が1861年になされたイタリア。それまでは、数多くの王領、皇国などに分割されており、自分の土地で採れた野菜や果物など、郷土の「食」に対する意識が高かったこともイタリアの食文化を発展させた要因の一つとなりました。